2000年2月アーカイブ

あわてて病院に電話し予約をして、すぐに小児科に連れて行きました。パパも仕事を中断して、まりんを抱えて小走りです。
「熱は38.1度、少しぐずって熟睡しないだけで、元気です。食欲はあります。咳もありません。鼻も出ません。」とハキハキと説明するママに、お医者さんは「突発性はやりましたか?」と質問。「は?」とパパとママ。ママの頭の中は、遠い昔読んだ育児書がぺらぺらと音を立ててめくられていきます。「あ!あれかー!」とやっと言葉の意味を理解し、「まだです。」と答えると、パパが「突発ってなに?」と不思議そう。パパの言葉をさえぎるように、お医者さんが「突発性発疹症(とっぱつせいほっしんしょう)だね。風邪の症状がないし、元気なら間違いないよ。心配ありませんよ。」とやさしいお言葉。
でも「突発性発疹症」というやつがなんたるかは「ご存知ですよね。」といわんばかりで、「それって、なんでしたっけ?」なんてバカ発言はできない雰囲気。
なんとなくは覚えているけど、たしか高熱が出るだけで、熱が下がったら湿疹みたいのが一時的にでるやつだったような・・・とにかく不明確。

まあ、とりあえずは心配がないことはよくわかったので、安心して薬の説明を受け、待合室へ。「突発ってなに?」と再度たずねるパパ。「う〜ん、みんなこの時期なるやつ。熱が出るだけのやつらしい。漫画の『私たちは繁殖している』でも出てきたじゃん。」とあいまいな返事をしているママ。
ふと、顔を上げると待合室の掲示板に「突発」の説明が記事としてはられているではありませんか。パパとママは釘付けになって読みます。「なるほどねぇ、ウィルスなのか。まりんははじめてウィルスと戦っているのか〜」と感心するパパとママ。
きっと、看護婦さんやほかの患者さんのママたちは、こんなダメ夫婦にあきれているだろうな。夫婦そろって顔色変えて飛び込んできて、かなりの親バカと思われているんだろうな。
それにしても、勉強不足のママを許してね、まりん。いつも元気なまりんが、ぐったりしているととても悲しいよ。淋しいよ。早くよくなってね。

薬を飲んでミルクを飲んだら、コロンと寝てしまったまりん。苦しいのかぐずって何度か起きたけれど、その都度水分を補給して何とか眠らせつづけました。少し熱が下がったようです。
このまま下がってくれればいいね。

がんばって薬を飲むまりんです。粉薬なので、お湯に溶かしてスプーンで飲ませるように指導されました。
ポイントは決してミルクに混在しないこと。
ミルク嫌いになってしまうかもしれないからだそうです。「食い合わせが悪いのか?」と一瞬でも思った私はバカ丸出しです。

今朝になって、熱が下がったまりん。大事を取ってゆっくりさせてあげたいけど、ママの大事なおばちゃんのお葬式があるので、まりんを連れて行ってきました。身内だけで火葬と食事会だけのひっそりとしたものでした。まりんのおじいちゃんのお姉さんにあたる人です。

あっという間の短いお別れのあと、おばちゃんは灰になってしまいました。ママはとても淋しくなってしまったよ。

まりんは、目に力がないものの食事会でのガッツキぶりは、みんなを和やかなムードにしてくれました。あんまり食欲があるんで、もう元気なものと思っていたら、夕方になってまた熱が上がってきたので、飛んで帰ってきました。寒い中連れまわしてごめんね、まりん。

「鷹野さんちのまりんちゃん。今日はとても変よ。どうしたのかな?」(山口さんちのツトム君で歌ってください。)

そうなの。今日のまりんちゃんは、高い声で吠えたり、いじけたり、うつ伏せになってぐずぐずしたり、目に力がなかったり・・・。パパもママも仕事が忙しくてかまって上げられなかったから、スネテルノカシラ。なんて思っていたら、パパが「まりん熱いぞ!」と大騒ぎ。病気知らずのまりんちゃんなので、「眠いからでしょ〜。」とのんきなママ。

ところが、お風呂に入らせようと洋服を脱いでいたら、地肌があまりにも熱いのでびっくり。なんと、38度もある。「ひぇ〜、ごめんまりん。」と泣きべそをかきながら、まりんを抱くママ。つらいらしくてグズグズしてなかなか寝ないまりんでしたが、やっと寝入ったところで熱を計ったら37.4度。ほっとしてママも眠りにつきました。

まりんちゃん、風邪かな。先週のママの風邪が今ごろうつったのかな。でも、咳も鼻水もないし変だね。様子がおかしいのに気が付かないダメダメママで、本当にごめんなさい。

明日は、おばちゃんのお葬式だけど、お熱が下がらなかったら病院に行こうね。

下の歯が2本生えてきて、もう1ヶ月。すくすくと育って(!?)いるようで、ずいぶん長くなってきました。上の歯ぐきをうまく使って、形あるものも噛み砕くようになりました。
今日のまりんはとてもご機嫌で、大きな口で笑います。やっとまともに、まりんの歯をカメラにおさめることができました。いかがですか?満面の笑顔のまりんちゃんです。ちなみにどうやってここまで笑わせたかですが・・・。カメラの横でママの指をもじゃもじゃ動かしただけなのです。赤ちゃんって何にウケルかよくわからないわよねぇ。

一人で果汁やお茶を飲むようになって久しいが、なんか、態度がえらそうなんだよねぇ。なぜか、右足を上げて飲むまりんです