夕飯の準備がおわり、おじいちゃんのお見舞いに行こうとまりんと玄関で靴を履いていたら、兄から電話。
病院から連絡が入り、容態が悪化したのですぐに病院に来て欲しいとのこと。
急いで、病院に向かいました。
昨日よりも、更に血圧が低い。下が30台なんて考えられない。。。
おばあちゃんは、がんセンターに検診にいってまだ帰宅途中。兄は美咲たちを迎えに行かなきゃと北千住に向かってしまい、まりんと二人っきりになってしまいました。
心細い。早く、みんな来て。早く。
血圧や脈を測るキカイが「ピコーンピコーン」と鳴りだして、赤いランプが点滅しはじめた。ものすごい危険な感じを知らせているにもかかわらず、医師も看護師さんも落ち着いた様子。もう、治療のしようがないので、そのまま見守るしかないのです。
「やだっ!おじいちゃん、みんなが来るまでもうちょっと頑張ってよー」と泣き叫びましたが、担当医が「ムリデス。ガンマレマセン。」とキカイのように言いました。
父と最後に交わした会話は、1ヶ月くらい前。「パパさん、ガンバッテネ。」「がんばってるよ」だった。
そう、とっても頑張ってきたんだから、これ以上は無理というもの。
不思議と、医者の言葉に怒りは感じませんでした(まりんはあとで「ひどーいー!」とすごくイカっていたけど)。
結局、まりんと二人で、おじいちゃんを見送りました。
いままでつらかったね。やっと楽になったんだよね。お疲れ様。
(1ヶ月たって、やっと書けた...。記:2008/5/14)
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